業務プロセスの最適化、営業チームの業務体験の向上、そして顧客データをかけがえのない共有資産として保全することを目的に、TechzenはTechCRMの正式運用を開始した。
TechCRMは、Techzenの開発チームが独自に開発した社内向けB2B CRMシステムであり、「Made by Techzen, for Techzen」をコンセプトとしている。Techzen独自の業務プロセスや実際の営業活動に合わせて、柔軟にカスタマイズできるように設計されている。

1. TechCRMが解決する現場の課題とその答え
事業の成長に伴い、Excelファイルや個人のメールボックス、個別のメモなどに依存した従来の顧客データ管理には、さまざまな課題が明らかになってきた。
- 顧客情報が分散し、必要な情報を検索・確認しにくい。
- 複数の社員が同じ取引先にアプローチすることで、情報の重複や対応の重複が発生しやすい。
- 人事異動や担当者の変更により、過去の対応履歴が途切れてしまう。
- 売上レポートの集計に多くの手作業と時間がかかる。
TechCRMは、これらの課題を根本から解決するため、すべてのデータを一元管理できる仕組みとして誕生した。
| ケース | TechCRM導入前 | TechCRM導入後 |
| 顧客情報 | 個人のファイルに分散して保管されている | 取引先ごとに360°の顧客情報を一元管理し、簡単に検索・確認できる |
| アプローチの重複 | 重複に気づきにくく、担当者同士で対応が重なることがある | 会社名と税務番号に基づき、重複を自動で検知・警告する |
| メール・取引履歴 | 個人のメールボックスに保存されている | 顧客情報に自動で紐づけられ、時系列で透明性を保ちながら管理できる |
| 業務の引き継ぎ | 口頭や手作業で説明する必要があり、情報が漏れるリスクがある | 電話・会議・メールの履歴がすべて記録され、いつでも確認できる |
| 経営管理レポート | 手作業での集計を待つ必要がある | 営業パイプラインや成約率をリアルタイムで把握できるダッシュボードを提供する |
2. 営業効率を最大化する主な機能
360°顧客情報管理と営業パイプラインの可視化
TechCRMは、見込み顧客の開拓から契約締結まで、営業活動の全プロセスを支える8つの専門モジュールを備えている。
- 営業パイプライン(Deal): 「発掘 → 評価 → 提案 → 交渉 → 成約」の各段階を、直感的なドラッグ&ドロップ操作で管理できる。14日間進展のない案件には、システムが自動でアラートを通知する。
- 360°顧客情報管理: 企業情報、担当者情報、関連資料を一元管理できる。さらに、顧客との関係性の健全度を自動で評価し、0~100点のスコアで見込み度を可視化する。



営業活動を支えるスマートAIアシスタント
AI(人工知能)を統合することで、営業チームの業務時間を大幅に削減する。
- 長文のメールスレッドを要約し、取引先との協業状況を把握できる。
- 返信文の下書きを提案し、メール内容にラベルを付与する。
- 運用原則: AIはあくまで下書き作成を支援する役割に限定される。メールを送信する前に、必ずユーザー自身が内容を確認し、送信の可否を判断する。

日本市場への対応
海外企業との取引に求められる厳格な基準を満たすように設計されている。
- 多言語対応: ベトナム語、英語、日本語に対応。
- 日本の法人番号に対応: 日本企業の法人番号を識別できる。
- 日本企業の商習慣に合わせたファイル送信: 添付ファイルを自動でパスワード付きに圧縮し、パスワードを別メールで送信する仕組みを採用。日本企業の業務慣習に合わせたファイル共有プロセスを標準化する。
あらゆるデバイスに対応した柔軟な操作性
TechCRMは、パソコン、タブレット(iPad)、スマートフォンでスムーズに利用できる。さらに、戦略モジュールにはタッチ操作に対応したホワイトボード機能を搭載しており、商談中に顧客と一緒にソリューションをその場で描きながら、具体的な提案内容を検討できる。

3. Techzenにおける重要なデジタル化のマイルストーン
TechCRMの正式運用開始は、単なる技術面での進歩にとどまらず、社内業務プロセスの標準化、顧客対応力の向上、そして業務効率の最適化に対するTechzenの強いコミットメントを示すものでもある。
これからは、顧客データを全社で共有・保護し、持続的に活用・発展させていくための共通資産として位置づける。TechCRMを通じて、Techzenの営業チーム、顧客管理チーム、そして経営陣が、これまでにない飛躍的な成果を実現できることを願っている。